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講演会に行ってきました

先日、京都府建築士会が主催する建築家セミナーで、大西麻貴+百田有希 / o+hさんの講演会に行ってきました。

去年もこの建築家セミナーに参加させて頂いたのですが、今回のo+hさんは最近行った中で特に印象に残っている建築『シェルターインクルーシブプレイス コパル』の設計者でもあったので、とても楽しみにしていました。

 

実際に講演を聞き、『愛される建築を目指して』というテーマで語られる、魅力的なスケッチを含めたプレゼンテーションに引き込まれました

多くの公共建築も手掛けられる中で、設計段階から地域の人や利用者の意見を聞きながら共同で作り上げていくというプロセスは、愛される建築を作る上でとても重要であり、それゆえの難しさもあると想像し、その熱量にとても刺激を受けました。

 

 

去年訪れた山形の『シェルターインクルーシブプレイス コパル』は、田園風景の広がる中にランドスケープと一体になったような建築でした。

 

私たちが訪れた際には館長さんにご案内頂き、この体育館の床に座ると、前面の道路を走る車などの雑多の景色が隠れて、周囲の山並みが切り取られて見えるのだと教えていただきました。

こういった周辺環境の読み取り方も、何度も敷地に訪れ、地域の人たちと対話を重ねた結果なのかなと、今回の公演を聞き改めて感じました。

 

コパルの屋上。建物全体が遊び場になっていました。こんな遊び場が近所にあるのは羨ましい!

京都や滋賀にも設計された作品が多くあることを知れたので、今度行ってみようと思います。