アポロノート

新たに、建築デザインブランド「 アポロノート 」を立ち上げました。

 

今までも自社で建物の設計をさせて頂いてきたのですが、より設計に特化し、建築デザインを追求したいという思いがあり、新たに私、中村周平が代表者に就任したこのタイミングで発足する運びとなりました。

 

結局何が変わるのかと言うと、業態的にはさほど変わりません笑

勿論、これまで通り設計施工もさせて頂きます。設計(考える)と施工(作る)は分断されたものでなく、相乗効果によって、良い建築ができると考えていますので。

ただ、遠方の場合など、物理的にどうしても自社での施工が難しい場合もあります。

その場合は、 アポロノート で設計提案を行い、現地の工務店に施工をお願いするという形で対応させて頂きます。(設計監理をさせて頂きます。)

 

新たな挑戦で、まだ曖昧な部分もあるのですが、徐々にその立ち位置を固めながら、皆さまに浸透していけばと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 


せっかくなので、名前の由来とロゴデザインの製作過程を書こうと思います。

 

アポロノートという名前の由来ですが、まず前提としてアポロという名前は残すことを決めていました。

この名前は、約50年前に祖父が名付けたもので、地域の皆様からも「アポロさん」と親しみを込めて呼んで頂いているからです。

そこで、アポロに付け加える言葉をいくつか考えたところ、ノートという言葉が覚えやすく、文字の並びとしてもしっくりきたので、アポロノートと命名しました。

 

nautという単語には、航行者・船乗りという意味があります。

住宅を建てられる方は、ほとんどが初めての体験であり、分からないことだらけだと思います。

そこで、建築のプロである我々が、「理想の暮らし」という目的地に向かう船の一員となり、共に考え、作る、お手伝いをさせて頂きたいと思い、apollo naut という名前に決めました。

 

設計のスタートは1本の線から始まるので、名前の文字は全て線で書きました。

そして、色んな形を試しているうちに、「アポロ」という文字の中に「ノート」の文字を発見。(少し無理やり)

それが何か嬉しくて、その文字だけ色を変えるという遊び心を加えてみました。

 

ロゴマークも実は、文字を動かして遊んでいるうちにイメージが浮かんできました。

元々、マークを作るかも迷っていたのですが、ノートという文字の組み合わせがアポロの頭文字Aに戻ってくるというストーリーも気に入ったので、採用しました。

 

以上、こういう思考の過程を説明することは意外と少ないと思うので、せっかくの機会と思い書かせて頂きました。

今後は設計の過程もこんな感じで公開できたらなーと思っています。

お読みいただきありがとうございました。